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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床

腹部エコー法 疾患と腹部エコー図異常

胆嚢疾患—良性病変

著者: 松澤一彦1 竹原靖明2

所属機関: 1関東中央病院・外科 2関東中央病院

ページ範囲:P.358 - P.363

文献概要

●急性胆嚢炎
 1)判読のポイント
 胆嚢腫大が認められる.胆嚢の大きさには個人差がありこれのみにては判定できないが,壁の伸展が大切な所見になる.頸部には閉塞の原因となった病変(多くは嵌頓結石のストロングエコー)が描出される.胆嚢壁は均等な肥厚を呈し,その中央に帯状の低エコー(sonolucent layer)が現れることもある.内腔にはdebrisが現れる(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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