文献詳細
増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
腹部エコー法 疾患と腹部エコー図異常
文献概要
●急性胆嚢炎
1)判読のポイント
胆嚢腫大が認められる.胆嚢の大きさには個人差がありこれのみにては判定できないが,壁の伸展が大切な所見になる.頸部には閉塞の原因となった病変(多くは嵌頓結石のストロングエコー)が描出される.胆嚢壁は均等な肥厚を呈し,その中央に帯状の低エコー(sonolucent layer)が現れることもある.内腔にはdebrisが現れる(図1).
1)判読のポイント
胆嚢腫大が認められる.胆嚢の大きさには個人差がありこれのみにては判定できないが,壁の伸展が大切な所見になる.頸部には閉塞の原因となった病変(多くは嵌頓結石のストロングエコー)が描出される.胆嚢壁は均等な肥厚を呈し,その中央に帯状の低エコー(sonolucent layer)が現れることもある.内腔にはdebrisが現れる(図1).
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