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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

文献概要

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 腹部エコー法 疾患と腹部エコー図異常

消化管疾患—上部

著者: 松江寛人1

所属機関: 1国立がんセンター病院・放射線診断部第1放射線科

ページ範囲:P.401 - P.405

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●検査の手順とポイント
 ①装置 一般の腹部用の装置を用いて体表から経皮的に行う方法と,内視鏡と超音波を組み合わせた装置を用いて胃内腔から経内視鏡的に行う方法の2通りがあるが,後者は装置が特殊で,かつ検査が困難なために一般にあまり行われていない.
 上部消化管の中でも,体表走査による検査の対象となるのは,普通胃だけで,食道や十二指腸は検査の対象とはならない.食道に関しては内視鏡超音波によって検査が行われている.内視鏡超音波については別の項で述べられているので,ここでは一般の腹部用超音波装置を用いた体表走査方式について述べ,内視鏡超音波については簡単に触れることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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