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増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 腹部エコー法 疾患と腹部エコー図異常
腹部大動脈瘤
著者: 白川元昭1
所属機関: 1東京大学医学部・第2外科
ページ範囲:P.441 - P.447
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通常の腹部大動脈瘤の診断には,3.5MHzの標準的な腹部用のトランスデューサーによるBモード・スキャンを用いる.カラー・ドップラー法やパルス・ドップラー法との併用が可能な場合,血流に関する情報が得られるため,?状の仮性動脈瘤における破裂孔の同定(図1),解離性動脈瘤における真腔と偽腔の鑑別などにおいて有用なことが多い.
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