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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

文献概要

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 その他の領域のエコー法

胸部呼吸器疾患

著者: 中田尚志1 名取博1 五十嵐知文1 大内博文1 笹岡彰一1 森雅樹1 鈴木明1

所属機関: 1札幌医科大学・第3内科

ページ範囲:P.482 - P.489

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 呼吸器領域における超音波診断は,骨性胸郭や肺の含気が障害となることに加え,高度に完成され,豊富な情報を得ることのできる胸部X線診断が普及しているために,その導入が他の領域に比べ遅れていた.しかし,リアルタイムで画質のよい装置が普及しはじめた1970年代後半には,呼吸性,心原性に移動する胸郭内病変を,狭いacous-tic windowからでも容易にとらえられるようになった1).また経食道超音波内視鏡の開発により観察可能な範囲も広がり,近年では様々な呼吸器疾患に対して超音波診断法が適応され,系統的な検討が行われている1,2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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