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今月の主題 よくわかる内分泌疾患 内分泌疾患のスクリーニング検査から鑑別診断まで
下垂体腫瘍を発見したとき
著者: 石橋みゆき1
所属機関: 1帝京大学医学部・第4内科
ページ範囲:P.1884 - P.1890
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1)下垂体腫瘍の大部分は下垂体腺腫である.下垂体腺腫と鑑別を要する重要な疾患は,頭蓋咽頭腫と鞍上部胚細胞腫瘍である.
2)下垂体腺腫はホルモン産生能から,プロラクチン産生腺腫(プロラクチノーマ),成長ホルモン産生腺腫,ACTH産生腺腫,TSH産生腺腫,ゴナドトロピン産生腺腫,多ホルモン産生腺腫および非機能性腺腫に分けられる.
3)下垂体腺腫の臨床症状は,腫瘍による局所症状,ホルモン過剰症状,下垂体機能低下症の三者で,画像診断,視野・視力検査,内分泌学的検査を行って診断を確定する.
1)下垂体腫瘍の大部分は下垂体腺腫である.下垂体腺腫と鑑別を要する重要な疾患は,頭蓋咽頭腫と鞍上部胚細胞腫瘍である.
2)下垂体腺腫はホルモン産生能から,プロラクチン産生腺腫(プロラクチノーマ),成長ホルモン産生腺腫,ACTH産生腺腫,TSH産生腺腫,ゴナドトロピン産生腺腫,多ホルモン産生腺腫および非機能性腺腫に分けられる.
3)下垂体腺腫の臨床症状は,腫瘍による局所症状,ホルモン過剰症状,下垂体機能低下症の三者で,画像診断,視野・視力検査,内分泌学的検査を行って診断を確定する.
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