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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻12号

1991年11月発行

文献概要

今月の主題 よくわかる内分泌疾患 内分泌疾患のスクリーニング検査から鑑別診断まで

原発性アルドステロン症を疑ったとき

著者: 小島元子1

所属機関: 1大原綜合病院付属大原医療センター・内科

ページ範囲:P.1916 - P.1919

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●原発性アルドステロン症の概念
 1.定義
 原発性アルドステロン症は,副腎皮質からアルドステロン(aldosterone)が過剰に分泌されるため,高血圧と低カリウム(K)血症を呈する疾患である.稀に低K血症を伴わない症例があり,これを正K性原発性アルドステロン症1)と呼ぶ.
 アルドステロン過剰の原因は,副腎腺腫と副腎皮質球状帯過形成に大別される.副腎腺腫によるものを狭義の原発性アルドステロン症,副腎皮質過形成によるものを特発性アルドステロン症と呼ぶ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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