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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻12号

1991年11月発行

文献概要

今月の主題 よくわかる内分泌疾患 内分泌疾患のスクリーニング検査から鑑別診断まで

褐色細胞腫を疑ったとき

著者: 大石誠一1 佐藤辰男1

所属機関: 1熊本大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.1920 - P.1922

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ポイント
1)褐色細胞腫は,アドレナリン(A),ノルアドレナリン(NA)などのカテコールアミン(CA)を産生,放出し,その結果,臨床症状として高血圧,頭痛,頻脈,発汗,やせ,過血糖,高脂血症,視力障害などを呈してくる.
2)本症の診断は,まず尿中,血中CAおよびその代謝産物を測定し,それらの異常高値を証明し,次いでエコー,CTなどの画像診断法を用いて腫瘍の局在を明らかにすることである.
3)病型の鑑別,合併症の診断も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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