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文献概要
今月の主題 よくわかる内分泌疾患 内分泌疾患治療の進歩
妊娠時の甲状腺疾患の治療
著者: 百渓尚子1
所属機関: 1伊藤病院・内科
ページ範囲:P.1968 - P.1970
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1)甲状腺機能異常の是正により問題なく出産可能である.母親に必要な治療は児にも好ましい.
2)抗甲状腺剤でFT4値を非妊娠時の正常域に維持すると,児もほぼ正常機能で出生する.
3)バセドウ病の確証のない妊娠初期の甲状腺機能亢進症にはヨードを投与するのも手.
4)甲状腺機能低下には初めから十分量のサイロキシンを投与し,TSHを正常化する量で維持する.
1)甲状腺機能異常の是正により問題なく出産可能である.母親に必要な治療は児にも好ましい.
2)抗甲状腺剤でFT4値を非妊娠時の正常域に維持すると,児もほぼ正常機能で出生する.
3)バセドウ病の確証のない妊娠初期の甲状腺機能亢進症にはヨードを投与するのも手.
4)甲状腺機能低下には初めから十分量のサイロキシンを投与し,TSHを正常化する量で維持する.
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