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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻12号

1991年11月発行

文献概要

今月の主題 よくわかる内分泌疾患 最近のトピックス

偶発性副腎腫瘍の扱い方

著者: 西川哲男1 吉田明子2 木野智重2

所属機関: 1横浜労災病院・内科 2千葉大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.1986 - P.1987

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 最近の超音波診断学,CT検査法,さらにはMR診断法の進歩により,腹部臓器のより詳細かっ鮮明な画像診断が可能となりつつある.その結果,これらの検査法の進歩する以前の時代と異なり,偶然副腎腫瘍病変の発見される機会が飛躍的に増加しているこの頃である.
 すなわち,高血圧症,糖尿病,胆石症,肝機能異常などの疾患で,しばしば超音波検査,腹部CT検査が施行され,時に副腎部の病変が発見されることが稀ではない.このような場合,発見された副腎病変を,とくに副腎偶発腫瘤と呼び,Incidental Adrenal TumorあるいはIncidentalomaと欧米でも呼ばれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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