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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻13号

1991年12月発行

文献概要

今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開 疫学

高血圧の予後—危険因子としての高血圧

著者: 大森将1 上田一雄2

所属機関: 1九州大学医学部・第2内科 2九州大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.2039 - P.2041

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ポイント
1)世界の先進諸国では高血圧は循環器疾患の最大の危険因子である.
2)本邦の脳血管障害は高血圧と密接な関連があり,降圧療法は高血圧の予後を著明に改善したという成績がある.
3)虚血性心疾患に対する高血圧のインパクトは,脳血管障害よりは小さく,降圧療法は必ずしもその発症予防に結びつかないと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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