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文献概要
今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開 治療
高血圧治療の進め方
著者: 猿田享男1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部・内科
ページ範囲:P.2050 - P.2052
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1)治療を開始する前に,高血圧を生じている原因,高血圧の重症度および合併症をしっかりと把握する.
2)拡張期血圧が85mmHg以上となれば一般療法を開始し,降圧薬が開始されても一般療法を継続させる.
3)降圧薬の開始時期は拡張期血圧で95〜100mmHgのところであり,収縮期血圧では60〜80歳未満のものでは170mmHg以上を開始時期とする.
4)高血圧治療は長期間にわたるものであり,患者の高血圧に関する理解と,医師と患者の協力が大切である.
1)治療を開始する前に,高血圧を生じている原因,高血圧の重症度および合併症をしっかりと把握する.
2)拡張期血圧が85mmHg以上となれば一般療法を開始し,降圧薬が開始されても一般療法を継続させる.
3)降圧薬の開始時期は拡張期血圧で95〜100mmHgのところであり,収縮期血圧では60〜80歳未満のものでは170mmHg以上を開始時期とする.
4)高血圧治療は長期間にわたるものであり,患者の高血圧に関する理解と,医師と患者の協力が大切である.
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