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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻13号

1991年12月発行

文献概要

今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開 非薬物療法

高血圧食事療法の実際とその限界

著者: 吉村学1

所属機関: 1京都府立医科大学・臨床検査医学

ページ範囲:P.2064 - P.2066

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ポイント
1)食事療法は個人が短期間施行するのでなく,家族と共に一家全員が生涯にわたって行うものである.
2)食塩摂取制限は血圧下降を促し,また降圧薬による降圧効果を増大させる.一般に8g/日以下に制限し,食塩感受性高血圧症では6g/日以下に制限する.
3)腎機能障害を伴わない患者では,K,Ca,Mg含有食品や動物性蛋白質を多量に摂取するよう指導する.
4)アルコール摂取量は一定量以下とする.5)肥満患者では,カロリー摂取を制限して肥満を是正し,標準体重に近づける.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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