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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻13号

1991年12月発行

文献概要

今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開 薬物療法

利尿薬の問題点と有用性

著者: 日和田邦男1

所属機関: 1愛媛大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.2082 - P.2084

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ポイント
1)軽症高血圧患者の降圧薬療法における利尿薬の位置づけは第二選択薬と考えてよい.
2)中等症高血圧患者の場合,利尿薬はアジュバント療法として用い,少量(最小維持量)を使用する.
3)重症高血圧患者ではループ利尿薬を併用する.
4)腎障害(血清クレアチニン2mg/dl以上),脳循環障害,糖尿病,高脂血症,痛風,高尿酸血症を合併した高血圧患者ではサイアザイドは処方しない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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