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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻13号

1991年12月発行

文献概要

今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開 特殊な高血圧の治療

腎血管性高血圧の治療方針

著者: 江藤胤尚1

所属機関: 1宮崎医科大学・第1内科

ページ範囲:P.2122 - P.2124

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ポイント
腎血管性高血圧の診断と治療方針(図)は以下のごとく要約される.
1)腎血管性高血圧の臨床的特徴を有する高血圧患者に対し,
2)カプトプリル負荷試験などのスクリーニング試験により症例を選別し,
3)腎血管造影で狭窄の存在・程度を診断し,
4)さらに分腎機能に関する成績を参考に治療法を決定する.
5)1側性の有意な腎動脈狭窄に対し経皮経管腎動脈形成術(PTRA)や外科的治療を行う.
6)それ以外の症例やPTRAまたは外科療法後にも降圧不十分な症例に対し降圧薬の投与を含む内科的治療を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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