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文献概要
今月の主題 高血圧治療の実際と新たな展開 合併症を伴う高血圧の治療
脳血管障害後の高血圧治療
著者: 高野健太郎1 藤島正敏1
所属機関: 1九州大学医学部・第2内科
ページ範囲:P.2134 - P.2136
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1)脳血管障害急性期には脳血流の自動調節能は障害され,脳血流は血圧依存性に増減する.
2)脳梗塞・脳出血急性期の血圧上昇は自然降圧するため原則として降圧治療はしないが,脳出血の超急性期における血圧の異常高値・変動には十分な注意が必要である.
3)慢性期には再発防止のため脳循環に悪影響のない降圧薬により降圧治療を行うが,過度の降圧に注意する.
1)脳血管障害急性期には脳血流の自動調節能は障害され,脳血流は血圧依存性に増減する.
2)脳梗塞・脳出血急性期の血圧上昇は自然降圧するため原則として降圧治療はしないが,脳出血の超急性期における血圧の異常高値・変動には十分な注意が必要である.
3)慢性期には再発防止のため脳循環に悪影響のない降圧薬により降圧治療を行うが,過度の降圧に注意する.
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