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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻2号

1991年02月発行

文献概要

今月の主題 アレルギー疾患診療の実際 診断・検査のポイント

皮膚テストの施行方法と判定法

著者: 早川哲夫1

所属機関: 1国立相模原病院・リウマチ・アレルギー臨床研究部

ページ範囲:P.228 - P.229

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 気管支喘息をはじめとするアレルギー性疾患では,IgE抗体を介した即時型アレルギーが関与しており,IgE抗体の検出はアレルギー性疾患の診断・治療に不可欠である.近年,RAST(radio-allergosorbent test),ELISA(enzyme linked im-munosorbent assay)が普及し,血清診断が容易になってきた.とくにELISAは一度に多数の検体が処理できるため,IgE抗体の測定の主流となりつつあるが,皮膚テストはこれら血清診断法より感度がよく,簡便であり,安価であるなどの理由より,今でも広くアレルゲンの検出法として用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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