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今月の主題 アレルギー疾患診療の実際 治療の基本
抗アレルギー薬,抗ヒスタミン薬の種類と使い方
著者: 冨岡玖夫1
所属機関: 1東邦大学医学部付属佐倉病院・内科
ページ範囲:P.257 - P.261
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1)抗アレルギー薬は,アレルギー反応の関与するケミカルメディエーター遊離を抑制する.
2)抗アレルギー薬は,抗ヒスタミン作用をもたない薬と抗ヒスタミン作用をもつ薬に大別できる.
3)現在までの抗アレルギー薬は,アトピー型,混合型の気管支喘息で,軽症,中等症が適応である.
4)従来の抗アレルギー薬の成人気管支喘息(アトピー型,混合型,軽症,中等症)に対する効果(中等度改善以上)は,3〜4人に1人であった.
5)新しい抗アレルギー薬の効果は,2〜3人に1人とその効果は向上している.
6)小児気管支喘息に対する効果はさらに良い.
7)抗アレルギー薬は,長期投与によってその効果が確認できる.
8)抗ヒスタミン作用をもつ抗アレルギー薬は,アレルギー性鼻炎,アレルギー性皮膚疾患を合併する気管支喘息に選択.
9)抗アレルギー薬は急性発作を治療する薬でないことを患者さんに良く説明することが大切.
1)抗アレルギー薬は,アレルギー反応の関与するケミカルメディエーター遊離を抑制する.
2)抗アレルギー薬は,抗ヒスタミン作用をもたない薬と抗ヒスタミン作用をもつ薬に大別できる.
3)現在までの抗アレルギー薬は,アトピー型,混合型の気管支喘息で,軽症,中等症が適応である.
4)従来の抗アレルギー薬の成人気管支喘息(アトピー型,混合型,軽症,中等症)に対する効果(中等度改善以上)は,3〜4人に1人であった.
5)新しい抗アレルギー薬の効果は,2〜3人に1人とその効果は向上している.
6)小児気管支喘息に対する効果はさらに良い.
7)抗アレルギー薬は,長期投与によってその効果が確認できる.
8)抗ヒスタミン作用をもつ抗アレルギー薬は,アレルギー性鼻炎,アレルギー性皮膚疾患を合併する気管支喘息に選択.
9)抗アレルギー薬は急性発作を治療する薬でないことを患者さんに良く説明することが大切.
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