文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー疾患診療の実際 治療の基本
減感作療法の実際と有効性,今後の展望
著者: 石井彰1 可部順三郎2
所属機関: 1東京大学医学部・物療内科 2国立病院医療センター・呼吸器科
ページ範囲:P.280 - P.285
文献購入ページに移動1900年,Curtis1)がブタクサ花粉症患者にブタクサ花粉を直接飲ませせる治療を試みたのが最初とされ,その後1911年,Noon2),Freeman3)が,アレルギー性鼻炎患者に花粉の抽出液を少量から漸次増量して注射する治療を試みて以来,減感作療法は広く臨床に用いられるようになった.
掲載誌情報