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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻2号

1991年02月発行

今月の主題 アレルギー疾患診療の実際

治療の実際

成人の気管支喘息—発作に対する治療

著者: 真野健次1

所属機関: 1帝京大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.295 - P.297

文献概要

ポイント
1)急性発作の治療は気管支拡張薬とステロイドによる対症療法が主体
2)β刺激薬エロゾルは発作の初期に吸入
3)テオフィリンの有効血中濃度域(8〜20μg/ml)に注意する.
4)ステロイドはもっとも強力な抗喘息効果を有するが,同時に副作用も多く,ステロイド依存性となりやすいので大胆かつ細心の注意をもって使用する.
5)重症発作では十分な量のステロイドを投与する.
6)ステロイド依存性喘息患者でステロイドの減量・中止を図る場合は,慎重に長い時間をかけて徐々に減量する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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