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文献概要
今月の主題 アレルギー疾患診療の実際 治療の実際
運動誘発アナフィラキシー
著者: 須甲松伸1
所属機関: 1東京大学医学部・物療内科
ページ範囲:P.331 - P.333
文献購入ページに移動よく似た病気に,気管支喘息患者が運動して,呼吸困難が誘発される運動誘発喘息があるが,蕁麻疹は伴わないのでEIAnとは区別される.EIAnのなかに,食事の後に運動をしてアナフィラキシーが出るものがあり,とくに食餌依存性運動誘発アナフィラキシー(food dependent EIAn)と呼ばれている2),また家族中で多発することもある.
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