icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina28巻2号

1991年02月発行

循環器疾患診療メモ

レートポテンシャル(late potential心室遅延電位)

著者: 山科章1 高尾信廣1

所属機関: 1聖路加国際病院・内科

ページ範囲:P.370 - P.371

文献概要

 致死的不整脈を予知する方法として,ホルター心電図や電気生理学的誘発試験があるが,前者はその所見の重症度が必ずしも予後を反映しないこと,後者は侵襲的であることから適応が限られており,第3の方法が望まれていた.約10年前より,不整脈の原因となる心室遅延電位(late poten-tial;LP)を体表より記録することが試みられ研究されている.LPの有無により心室不整脈の予後が非侵襲的に推定できるようになり,臨床応用され注目されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら