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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻3号

1991年03月発行

文献概要

今月の主題 最新の肺癌診療 的確な診断

肺野小型肺癌のCT診断—CTでどこまで診断できるか

著者: 山田耕三1 長嶺真生1 国頭英夫1 渡辺古志郎1 池秀之2 中村宣生3

所属機関: 1横浜市立市民病院・呼吸器内科 2横浜市立市民病院・外科 3横浜市立市民病院・病理

ページ範囲:P.406 - P.413

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ポイント
1)CR断層写真,通常CTとthin-slice CTの描出能を比較してみると病変の辺縁の性状,周囲の血管・気管支の巻き込み像のいずれもthin-slice CTがすぐれていた.
2)thin-slice CTは1mm径の肺野の血管・気管支の同定が可能で小葉単位の読影に寄与すると考えられた.
3)画像診断のさらなる質的診断の向上のために,thin-slice CTの3次元的立体構築への転換を可能とするようなソフトの開発が今後必要と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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