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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻3号

1991年03月発行

今月の主題 最新の肺癌診療

的確な診断

新技術を応用した肺癌の早期発見

著者: 金子昌弘1 江口研二2 小野良祐3 森山紀之3 山田達哉3 池田茂人1 大山永昭4

所属機関: 1国立がんセンター・内視鏡部 2国立がんセンター・内科 3国立がんセンター・放射線科 4東京工業大学工学部・像情報

ページ範囲:P.434 - P.438

文献概要

 癌の特徴として,末梢発生のタイプが多いが,これを早期に発見するためにはX線に頼らざるをえない.現在,直径2cm以下で転移のないものが早期癌とされているが,2cm以下であっても転移のあるものが多く,さらに小さなものを発見する必要に迫られている.しかし,間接フィルムでの診断には限界があり,新たな技術の応用が検討されている.最近,開発された各種の撮影技術やその組み合わせによる,末梢発生の肺癌の早期発見方法について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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