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今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 消化器症状の対症療法
腹痛の対症療法の考え方・行い方
著者: 大貫寿衛1
所属機関: 1東京都済生会渋谷診療所
ページ範囲:P.570 - P.573
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1)腹痛の原因は胸部臓器の疾患まで含め非常に数多いので,病態の判断が重要である.
2)腹痛の対症療法は薬物の内服,注射,直腸内投与が主体で,最近これに加えて神経ブロックが行われる.
3)内臓痛主体の腹痛にはまず鎮痙剤から試み,体性痛のときには鎮痛剤を中心に薬剤を選ぶが,まず急性腹症を除外することが重要である.
4)悪性腫瘍末期や術後24時間などに対しては,麻薬性鎮痛剤とくにモルヒネ,それと神経ブロックが有用である.
1)腹痛の原因は胸部臓器の疾患まで含め非常に数多いので,病態の判断が重要である.
2)腹痛の対症療法は薬物の内服,注射,直腸内投与が主体で,最近これに加えて神経ブロックが行われる.
3)内臓痛主体の腹痛にはまず鎮痙剤から試み,体性痛のときには鎮痛剤を中心に薬剤を選ぶが,まず急性腹症を除外することが重要である.
4)悪性腫瘍末期や術後24時間などに対しては,麻薬性鎮痛剤とくにモルヒネ,それと神経ブロックが有用である.
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