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今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 消化性潰瘍とその類縁疾患
消化性潰瘍の薬物療法の基本
著者: 岡崎幸紀1
所属機関: 1山口県厚生連周東総合病院
ページ範囲:P.596 - P.599
文献購入ページに移動●薬物療法の過去と現在
消化性潰瘍の治療は,かつては安静,食事療法,薬物療法が3原則で,等分に比重がかけられていた.
現在の薬物療法は,19世紀の半ばから用いられるようになった制酸剤が始まりといえるが,その形態を整えたのは,1950年代の抗コリン剤の開発と,その後に続く各種の抗潰瘍剤の登場である.
消化性潰瘍の治療は,かつては安静,食事療法,薬物療法が3原則で,等分に比重がかけられていた.
現在の薬物療法は,19世紀の半ばから用いられるようになった制酸剤が始まりといえるが,その形態を整えたのは,1950年代の抗コリン剤の開発と,その後に続く各種の抗潰瘍剤の登場である.
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