文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 消化性潰瘍とその類縁疾患
胃潰瘍と十二指腸潰瘍の薬物療法の相違点
著者: 野村喜重郎1
所属機関: 1茅ヶ崎市立病院・消化器科
ページ範囲:P.610 - P.611
文献購入ページに移動ポイント
1)胃潰瘍は防御因子の低下が主病態で,十二指腸潰瘍は攻撃因子の亢進が主病態.
2)胃潰瘍の治療は,攻撃因子抑制剤,防御因子増強剤(表1,2)の併用が望ましい.十二指腸潰瘍の治療は,攻撃因子抑制剤のH2ブロッカーが第1選択剤である.
1)胃潰瘍は防御因子の低下が主病態で,十二指腸潰瘍は攻撃因子の亢進が主病態.
2)胃潰瘍の治療は,攻撃因子抑制剤,防御因子増強剤(表1,2)の併用が望ましい.十二指腸潰瘍の治療は,攻撃因子抑制剤のH2ブロッカーが第1選択剤である.
掲載誌情報