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今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 消化性潰瘍とその類縁疾患
出血性消化性潰瘍の薬物療法の効果と限界
著者: 丸山正隆1
所属機関: 1聖路加国際病院・内科
ページ範囲:P.616 - P.619
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1)出血性消化性潰瘍は,本邦では上部消化管出血の50〜60%で,胃潰瘍が2/3を占めている.
2)出血性消化性潰瘍の約20%は自然に止血し,残りの約半数が内視鏡的止血法の対象となる.
3)内視鏡的止血法の止血率は約95%で,再出血率は約10%である.
4)薬物療法の成績は止血率約80%,再出血は約20%といわれている.
5)明らかな露出血管をもった病変は薬物療法の対象とはなり難く,内視鏡的止血法との適切な併用療法が望ましい.
1)出血性消化性潰瘍は,本邦では上部消化管出血の50〜60%で,胃潰瘍が2/3を占めている.
2)出血性消化性潰瘍の約20%は自然に止血し,残りの約半数が内視鏡的止血法の対象となる.
3)内視鏡的止血法の止血率は約95%で,再出血率は約10%である.
4)薬物療法の成績は止血率約80%,再出血は約20%といわれている.
5)明らかな露出血管をもった病変は薬物療法の対象とはなり難く,内視鏡的止血法との適切な併用療法が望ましい.
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