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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻4号

1991年04月発行

文献概要

今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 消化性潰瘍とその類縁疾患

Helicobacter pyloriに対する薬物療法

著者: 中島卓利1 佐伯進1

所属機関: 1神戸大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.628 - P.629

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ポイント
1)Helicobacter Pyloriは前庭部の組織学的胃炎と深い関係があるという報告が増えている.
2)Helicobacter Pyloriに対する薬物療法は多剤併用(3者療法)が著効を示す.
3)Helicobacter pyloriの除菌により胃・十二指腸潰瘍の再発率は低下し,難治性潰瘍にも有効なことがある.
4)Helicobacter Pyloriの除菌操作は消化性潰瘍の薬物療法の1つになりうる可能性が高い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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