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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻4号

1991年04月発行

文献概要

Q&A

Q13 サラゾピリンの使い方で難しい点を具体的に教えてください

著者: 北野厚生1

所属機関: 1大阪市立大学・第3内科

ページ範囲:P.643 - P.643

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A ①UC活動期症例に対する初回投与量の決定UC全大腸炎型ではSASP 6.0g,左側大腸炎型ではSASP 45g,直腸炎型では3.0gの初回投与量を目安とする.治療効果の判定期間を約4週間とし,その後徐々に減量する.ただ減量は慎重にすることが肝要である.
 ②CDの大腸型でSASP 4.5〜6.0g単独投与により緩解導入が得られない場合大腸型の活動期CDに対する治療法としては,経腸栄養法,SH,SASPを用いる方法がある.大腸型ではSASP単独療法により奏効する場合がある.ただ,SASP単独療法により効果が認められない場合では,イムラン®50〜100mgを併用すれぼ有効性が高くなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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