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今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 肝疾患
ウイルス肝炎に対する一般薬物療法の効果と限界
著者: 渡辺明治1 土田敏博1
所属機関: 1富山医科薬科大学・第3内科
ページ範囲:P.658 - P.660
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ウイルス肝炎の治療は,今後,抗ウイルス療法が主体となると予測されるが,抗ウイルス療法では効果不十分な症例や副作用のため抗ウイルス剤の投与が不可能な症例に対しては,いまだに一般薬物療法に頼らざるをえない.あくまでも対症療法であることを理解したうえで,適切な薬剤を選択することにより,肝臓の病態をある程度コントロールできるものと考える.
ウイルス肝炎の治療は,今後,抗ウイルス療法が主体となると予測されるが,抗ウイルス療法では効果不十分な症例や副作用のため抗ウイルス剤の投与が不可能な症例に対しては,いまだに一般薬物療法に頼らざるをえない.あくまでも対症療法であることを理解したうえで,適切な薬剤を選択することにより,肝臓の病態をある程度コントロールできるものと考える.
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