文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 肝疾患
自己免疫性肝炎の薬物療法
著者: 林直諒1
所属機関: 1国立横浜病院・消化器科
ページ範囲:P.666 - P.667
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1)自己免疫性肝炎の自然経過は進展が早く,5年生存率40%といわれているが,コルチコステロイドが著効を示す.
2)診断はトランスアミナーゼ高値,高γグロブリン血症,HBs抗原陰性の症例,とりわけ女性例では第1に考えるべき疾患である.
3)治療診断基準に合致すれば早期に治療を開始し,少なくとも2年は維持療法をするのが望ましい.
1)自己免疫性肝炎の自然経過は進展が早く,5年生存率40%といわれているが,コルチコステロイドが著効を示す.
2)診断はトランスアミナーゼ高値,高γグロブリン血症,HBs抗原陰性の症例,とりわけ女性例では第1に考えるべき疾患である.
3)治療診断基準に合致すれば早期に治療を開始し,少なくとも2年は維持療法をするのが望ましい.
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