icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina28巻4号

1991年04月発行

文献概要

今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 肝疾患

自己免疫性肝炎の薬物療法

著者: 林直諒1

所属機関: 1国立横浜病院・消化器科

ページ範囲:P.666 - P.667

文献購入ページに移動
ポイント
1)自己免疫性肝炎の自然経過は進展が早く,5年生存率40%といわれているが,コルチコステロイドが著効を示す.
2)診断はトランスアミナーゼ高値,高γグロブリン血症,HBs抗原陰性の症例,とりわけ女性例では第1に考えるべき疾患である.
3)治療診断基準に合致すれば早期に治療を開始し,少なくとも2年は維持療法をするのが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?