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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻4号

1991年04月発行

文献概要

今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界 消化器検査のための薬の使い方

ヨード系造影剤の使い方,副作用とその対策

著者: 木村文子1 磯部義憲2 上野恵子2

所属機関: 1あかね会土谷総合病院・放射線科 2東京女子医科大学・消化器放射線科

ページ範囲:P.704 - P.705

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ポイント
1)水溶性ヨード造影剤はイオン性と非イオン性に大別される.
2)造影剤の副作用は,非特異体質反応と特異体質反応とに区分され,重篤な副作用は後者によるものが多い.
3)非イオン性造影剤の出現により,副作用の頻度は著明に減少した.
4)特異体質反応による重篤な副作用に対しては,大量輸液,エピネフリン,副腎皮質ホルモンなどの投与を,vasovagal refiexによる症状には硫酸アトロピンの静注を施行する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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