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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻5号

1991年05月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病診療の実際 血糖コントロールのために

治療への動機づけをどうするか

著者: 坪井修平1 牧野泰裕1

所属機関: 1平田市立病院・内科

ページ範囲:P.770 - P.771

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ポイント
1)動機づけには,初診時教育が大切である.できれば,教育入院させる.
2)糖尿病協会加入によって患者間の連帯感を強め,体験談発表を重視する.
3)合併症の恐ろしさを強調することは,逆効果を招くことがある.
4)万歩計,血糖自己測定器,手帳など自己管理に必要な用具を常備させる.
5)家族など,周りの人達の教育とともに,社会一般への啓蒙にも努める.
6)受診中断と民間療法にのめり込むことの怖さを繰り返して話す.
7)医師,コメディカルスタッフの意見の統一,人格の向上,家庭訪問,地区開業医・保健婦との連携も忘れてはならない.
8)コントロール困難なケースでは,スタッフによる家庭訪問も実施する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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