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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻5号

1991年05月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病診療の実際 血糖コントロールのために

運動療法の指導とその理論的背景

著者: 藤井暁1

所属機関: 1大阪市立桃山市民病院・内科

ページ範囲:P.778 - P.780

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ポイント
1)代謝増悪時の運動はかえって血糖上昇,血中ケトン体上昇をもたらす.
2)合併症対策のみならず運動処方決定のためにもメディカルチェック,とくに多段階運動負荷試験が必須である.
3)運動内容としては,全身を動かす有酸素運動と筋力補強運動・柔軟体操の組み合わせが良い.
4)運動療法の日常生活への組み入れに際しては,とくにインスリン治療下の患者では自己血糖測定の導入が望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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