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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻5号

1991年05月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病診療の実際 血糖コントロールのために

経口血糖降下薬の使い方

著者: 山東博之1

所属機関: 1国立病院医療センター・内科

ページ範囲:P.781 - P.783

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ポイント
1)朝食前血糖が高い非肥満糖尿病患者には原則としてSU剤を使用する.
2)肥満糖尿病患者でも朝食前血糖が著しく高い場合は食事療法とSU剤を併用する.
3)糖尿病増悪因子(肥満,感染,副腎皮質ホルモン服用,慢性飲酒など)がなくて,グリベンクラミドを最大量(10〜15mg)投与しても空腹時血糖が高い場合はビグアナイド剤を併用する.
4)空腹時血糖をコントロール後,食後高血糖のコントロール(減量の徹底,食後運動,高線維食など→食前に速効型インスリン注射)に移行する.
5)急いで血糖を下げると眼底出血を誘発する場合がある.
6)感染が併発したときは一時的にインスリンに切り換える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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