icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina28巻5号

1991年05月発行

文献概要

カラーグラフ Oncology Round・17

肛門外表部にPaget病を伴った直腸癌

著者: 山科元章1 浜田節男2 片山勲1

所属機関: 1埼玉医科大学・第1病理 2埼玉医科大学・第2外科

ページ範囲:P.876 - P.878

文献購入ページに移動
 Paget病は女性の乳頭あるいは乳輪部の皮膚にみられる悪性上皮性腫瘍としてよく知られており,その過半数の症例に乳癌の合併が認められることも注目されている.一方,同一の皮膚腫瘍は,男女を問わず,外陰部や腋窩の皮膚,また肛門の扁平上皮粘膜にも認められ,extramammary Paget's diseaseと総称され,症例数は少ないが,mammary Paget病と同様,関心を集めている.今回は,比較的まれな部位である肛門に典型像を示したextramammary(非乳頭型)Paget病症例をとりあげる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら