文献詳細
今月の主題 輸液療法の実際
電解質輸液の進め方
文献概要
ポイント
1)食事やIVHなどに含まれるNとNaは浸透圧負荷となり,尿量に関係してくる.
2)多くの場合,患者は自分で飲水量を調節し,自然に体内の恒常性は保たれる.
3)尿濃縮能低下のため等張尿や低張尿しか出せない場合で,しかも患者が自分で自由に飲水できない状態にあるときは,輸液量あるいは総水分投与量の設定が少なすぎると電解質異常をきたすことがある.
1)食事やIVHなどに含まれるNとNaは浸透圧負荷となり,尿量に関係してくる.
2)多くの場合,患者は自分で飲水量を調節し,自然に体内の恒常性は保たれる.
3)尿濃縮能低下のため等張尿や低張尿しか出せない場合で,しかも患者が自分で自由に飲水できない状態にあるときは,輸液量あるいは総水分投与量の設定が少なすぎると電解質異常をきたすことがある.
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