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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻6号

1991年06月発行

文献概要

今月の主題 輸液療法の実際 電解質輸液の進め方

輸液量と輸液組成の決め方

著者: 古屋清一1

所属機関: 1大蔵省印刷局小田原病院

ページ範囲:P.956 - P.959

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 細胞外液は細胞の培養液であり,その性状が一定の範囲に維持されなければ細胞の生命は維持できない.また,ヒトなどの多細胞動物では,物質交換のために培養液を循環させる必要があるため,その量も一定の範囲に維持されなければならない.
 ここでは,細胞外液の代謝(turnover)は細胞活動の総量に比例するという考え方に基づいて,その指標としてエネルギー代謝量を用いた方法を述べる.エネルギー代謝量を基準にする考え方は,老人や小児の場合などにも柔軟に対応することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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