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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻6号

1991年06月発行

今月の主題 輸液療法の実際

高カロリー輸液の進め方

適正投与量の決め方—Ca,Mg,P,微量元素とビタミン

著者: 柏崎修1 久保宏隆2 吉井修三2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学柏病院・外科 2東京慈恵会医科大学・第2外科教室

ページ範囲:P.986 - P.990

文献概要

ポイント
1)高カロリー輸液が実用化される前は,その補給の必要性がほとんど問題にならなかった電解質のカルシウム(Ca),マグネシウム(Mg),リン(P)なども,適正投与量が注目されるようになった.
2)高カロリー輸液の適応の拡大や,長期施行例の増加に伴い3大栄養素,電解質の他に微量元素・ビタミンの投与の必要性が認識されている.
3)長期高カロリー輸液症例に,種々の微量元素・ビタミン欠乏症の報告などがみられ,微量元素・ビタミンの適正投与量が注目されるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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