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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻6号

1991年06月発行

文献概要

今月の主題 輸液療法の実際 各種病態における輸液療法の実際—私の処方

脳卒中の輸液療法

著者: 池田秀敏1 吉本高志1

所属機関: 1東北大学医学部・脳神経外科

ページ範囲:P.1056 - P.1057

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ポイント
1)脳卒中急性期では,脳卒中に伴うあらゆる病態に対処するために,血管確保は必須である.
2)脳卒中急性期には,脱水をほとんどの場合随伴する.この補正には,脱水量を推定し,half correct(半量補正)を繰り返すことで,緩徐に行うことが重要である.
3)脳卒中急性期には,脱水・電解質異常の補正を主眼とする.
4)脳卒中急性期には,脳浮腫対策,脳血流改善,降圧療法などの輸液が病態に応じて必要となり,これらの補液の組成・量をも包括した1日の輸液計画を立てる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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