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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻6号

1991年06月発行

文献概要

カラーグラフ 冠動脈造影所見と組織像の対比・28

冠攣縮性狭心症

著者: 堀江俊伸1

所属機関: 1東京女子医科大学・循環器内科

ページ範囲:P.1084 - P.1086

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●13年間観察した冠攣縮性狭心症例
 夜間に胸痛発作があり,心電図上,II,III,aVFに一過性のST上昇を認めた.冠動脈造影では有意の狭窄を認めず,冠攣縮性狭心症と診断された.13年経過するうちに右冠動脈に90%,99%の狭窄がみられた(図1A).剖検では狭窄は主として線維性肥厚であり(図1B,C,D),内膜の破綻や血栓形成は認められなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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