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今月の主題 リンパ系疾患の臨床 リンパ系疾患の基礎
リンパ球の生物学的反応—B-cellと免疫グロブリン
著者: 近藤直実1
所属機関: 1岐阜大学医学部・小児科
ページ範囲:P.1138 - P.1139
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1)B細胞と免疫グロブリン(Ig):B細胞は成熟してIgを産生する.Igは抗体として抗原排除に働く(分泌型Ig)一方で,B細胞膜上に存在し,抗原レセプターとして抗原認識に働く(膜結合型Ig).
2)B細胞の分化:血液幹細胞からリンパ球系幹細胞,pro B細胞,pre pre B細胞,pre B細胞,未熟B細胞,成熟B細胞,形質細胞へと分化する.
3)免疫グロブリン(Ig)の産生:Ig遺伝子の再構成,クラススイッチ,RNAスプライシングなどの遺伝子学的メカニズムによりIgが産生される.
1)B細胞と免疫グロブリン(Ig):B細胞は成熟してIgを産生する.Igは抗体として抗原排除に働く(分泌型Ig)一方で,B細胞膜上に存在し,抗原レセプターとして抗原認識に働く(膜結合型Ig).
2)B細胞の分化:血液幹細胞からリンパ球系幹細胞,pro B細胞,pre pre B細胞,pre B細胞,未熟B細胞,成熟B細胞,形質細胞へと分化する.
3)免疫グロブリン(Ig)の産生:Ig遺伝子の再構成,クラススイッチ,RNAスプライシングなどの遺伝子学的メカニズムによりIgが産生される.
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