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今月の主題 リンパ系疾患の臨床 リンパ系疾患の基礎
インターロイキンと役割
著者: 嶋本義範1
所属機関: 1佐賀医科大学・内科
ページ範囲:P.1146 - P.1148
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1)インターロイキン(IL)を含むサイトカインは,生体の恒常性維持のための液性生理活性物質で,免疫および造血系細胞などへ広汎な作用を示す.
2)IL-1,2,8,9,10は主にT細胞,IL-4,5,6,7,11はB細胞,IL-3,6,1は血液幹細胞へ作用する.TGF-β,TNF-α,IFNも免疫系細胞へ作用を示す.
3)炎症,自己免疫疾患,腫瘍,血液疾患などの病態に深くかかわっている.
4)サイトカインのあるものは治療応用されつつある.
1)インターロイキン(IL)を含むサイトカインは,生体の恒常性維持のための液性生理活性物質で,免疫および造血系細胞などへ広汎な作用を示す.
2)IL-1,2,8,9,10は主にT細胞,IL-4,5,6,7,11はB細胞,IL-3,6,1は血液幹細胞へ作用する.TGF-β,TNF-α,IFNも免疫系細胞へ作用を示す.
3)炎症,自己免疫疾患,腫瘍,血液疾患などの病態に深くかかわっている.
4)サイトカインのあるものは治療応用されつつある.
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