medicina28巻7号

1991年07月発行

今月の主題 リンパ系疾患の臨床 リンパ系疾患診療の実際 急性リンパ性白血病（ALL）

小児急性リンパ性白血病

著者： 松下竹次¹ 新居美都子¹ 江木晋三¹

所属機関： ¹国立病院医療センター・小児科

ページ範囲：P.1181 - P.1187

ポイント
1）小児では発熱などの感染症状で発症することが多い．
2）L1，CALLA陽性のものが多く，これらは治療にもよく反応する．
3）5年間の無病生存率は60％以上になりつつある．
4）患児と家族を支える十分なシステムが必要である．