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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻7号

1991年07月発行

文献概要

今月の主題 リンパ系疾患の臨床 リンパ系疾患診療の実際 リンパ腫

T-cell リンパ腫

著者: 大野敏之1 桝屋正浩1 西井一浩1 北堅吉1

所属機関: 1三重大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.1224 - P.1228

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ポイント
1)T-LBLは縦隔腫瘤,白血化および中枢神経系への浸潤を高率に伴い,青年期(10〜20歳代)の男性に好発する幼若T細胞の腫瘍である.急性白血病に対する治療が行われており,予後の改善が認められている.
2)PTCLは臨床病態,組織形態ともに非常に多種多様な症例からなる成熟T細胞の腫瘍である.B細胞リンパ腫と比較し予後不良であるが,強力な治療にて治癒の可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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