文献詳細
今月の主題 リンパ系疾患の臨床
リンパ系疾患診療の実際 リンパ腫
文献概要
ポイント
1)T-LBLは縦隔腫瘤,白血化および中枢神経系への浸潤を高率に伴い,青年期(10〜20歳代)の男性に好発する幼若T細胞の腫瘍である.急性白血病に対する治療が行われており,予後の改善が認められている.
2)PTCLは臨床病態,組織形態ともに非常に多種多様な症例からなる成熟T細胞の腫瘍である.B細胞リンパ腫と比較し予後不良であるが,強力な治療にて治癒の可能性がある.
1)T-LBLは縦隔腫瘤,白血化および中枢神経系への浸潤を高率に伴い,青年期(10〜20歳代)の男性に好発する幼若T細胞の腫瘍である.急性白血病に対する治療が行われており,予後の改善が認められている.
2)PTCLは臨床病態,組織形態ともに非常に多種多様な症例からなる成熟T細胞の腫瘍である.B細胞リンパ腫と比較し予後不良であるが,強力な治療にて治癒の可能性がある.
掲載誌情報