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今月の主題 リンパ系疾患の臨床 リンパ系疾患診療の実際 リンパ腫
Angioimmunoblastic lymphadenopathy(AIL)
著者: 別所正美1
所属機関: 1埼玉医科大学・第1内科
ページ範囲:P.1232 - P.1233
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1)全身のリンパ節腫脹,肝脾腫,多クローン性高γグロブリン血症などの臨床的特徴を示す.
2)診断はリンパ節の病理組織所見(リンパ節構造のびまん性の破壊,小血管の増生,免疫芽球や形質細胞の増殖)による.
3)ステロイド単独あるいは悪性リンパ腫に準じた多剤併用療法を行うが,予後は不良である.一部は悪性リンパ腫に移行するが,多くは感染症で死亡する.
4)一部の例でT細胞のクローン性増殖が証明されるが,病気の本体(細胞起源,腫瘍性か否かなど)はなお不明である.
1)全身のリンパ節腫脹,肝脾腫,多クローン性高γグロブリン血症などの臨床的特徴を示す.
2)診断はリンパ節の病理組織所見(リンパ節構造のびまん性の破壊,小血管の増生,免疫芽球や形質細胞の増殖)による.
3)ステロイド単独あるいは悪性リンパ腫に準じた多剤併用療法を行うが,予後は不良である.一部は悪性リンパ腫に移行するが,多くは感染症で死亡する.
4)一部の例でT細胞のクローン性増殖が証明されるが,病気の本体(細胞起源,腫瘍性か否かなど)はなお不明である.
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