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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻7号

1991年07月発行

文献概要

今月の主題 リンパ系疾患の臨床 リンパ系疾患の治療の話題

HIV感染と抗ウイルス剤

著者: 根岸昌功1

所属機関: 1東京都立駒込病院・感染症科

ページ範囲:P.1260 - P.1261

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ポイント
1)HIV感染は慢性進行性の感染症で,ヒトの免疫機構を傷害し,種々の合併症を伴う重症の病態へと進行する.比較的早期から中枢神経系病変を起こす.したがって抗HIV剤には,いくつかの条件が課せられている.
2)抗HIV剤の条件には次のものがある.
 ①十分に,有効性の科学的証明があること
 ②長期にわたる使用に耐え得ること;副作用が少ないこと,投与法が簡便であること
 ③中枢神経系への薬剤の移行ないし効果があること
 ④比較的安価であること

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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