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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の主題 心不全へのアプローチ 心不全の理解のために

心不全治療と長期予後

著者: 藤田正俊1

所属機関: 1富山医科薬科大学・第2内科

ページ範囲:P.1334 - P.1335

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ポイント
1)心不全患者の長期予後の指標として,症状の改善,生活の質の向上,生存率の改善の3点が重要である.
2)血管拡張薬療法は,心不全患者の生存率を改善させる.
3)強心薬は急性ポンプ失調に対しては有効であるが,長期に使用するとむしろ予後を悪化させる.
4)心不全患者の長期治療薬としては,不全心のエネルギー消費を抑制する薬物が望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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