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文献概要
今月の主題 心不全へのアプローチ 心不全の理解のために
心不全治療と長期予後
著者: 藤田正俊1
所属機関: 1富山医科薬科大学・第2内科
ページ範囲:P.1334 - P.1335
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1)心不全患者の長期予後の指標として,症状の改善,生活の質の向上,生存率の改善の3点が重要である.
2)血管拡張薬療法は,心不全患者の生存率を改善させる.
3)強心薬は急性ポンプ失調に対しては有効であるが,長期に使用するとむしろ予後を悪化させる.
4)心不全患者の長期治療薬としては,不全心のエネルギー消費を抑制する薬物が望ましい.
1)心不全患者の長期予後の指標として,症状の改善,生活の質の向上,生存率の改善の3点が重要である.
2)血管拡張薬療法は,心不全患者の生存率を改善させる.
3)強心薬は急性ポンプ失調に対しては有効であるが,長期に使用するとむしろ予後を悪化させる.
4)心不全患者の長期治療薬としては,不全心のエネルギー消費を抑制する薬物が望ましい.
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