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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の主題 心不全へのアプローチ 慢性心不全の治療指針

慢性期心不全の誘因・増悪因子

著者: 出川敏行1

所属機関: 1東邦大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.1364 - P.1365

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 心不全とは,心機能の低下より全身臓器に対して適当な循環を維持できなくなった状態を言う.心不全は原因疾患があって発症し,病態の進行により増悪するが,種々の誘因・増悪因子により病態の進行が修飾される.
 慢性期の代償性心不全患者において心不全の悪化がみられる際には,往々にして誘因・増悪因子が存在する.したがって,慢性期の治療の目標は基礎疾患に対する対策とともに誘因.増悪因子への対策・除去に向けられる.表1に心不全の誘因.増悪因子を示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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