icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina28巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の主題 心不全へのアプローチ 薬物治療—適応,使い方,副作用

血管拡張薬

著者: 栃久保修1 木村一雄2

所属機関: 1横浜市立大学医学部・第2内科 2横浜市救命救急センター

ページ範囲:P.1384 - P.1386

文献購入ページに移動
ポイント
1)心不全治療に用いられる血管拡張薬には静脈拡張型,動脈拡張型,混合型がある.
2)静脈拡張型は前負荷軽減に,動脈拡張型は後負荷軽減に用いられる.
3)ACE阻害薬は慢性投与で,死亡率低下とquality of lifeの改善がみられる.
4)適応:高血圧性心不全,虚血性心疾患や拡張型心筋症や逆流性弁膜症などによる心不全.
5)非適応:狭窄性弁膜症,閉塞性肥大型心筋症による心不全や高拍出量性心不全など.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?